※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。




 長野総合車両センター所属の183・9編成は3編成ありますが、このうちの1編成(N101編成)が検査のため工場に入場となったため、所定の運用に充当するための編成に不足が生じてしまいました。
 そのため大宮からOM102編成を借入れ、朝の[おはようライナー]や[妙高号]の運用に入りました。
 国鉄色の183・9系に乗ることができるチャンスも少ないのでは…と思い、OM102編成が運用に入る[妙高号]とオリジナルの長野車両センターの183・9系が運用に入る[妙高号]に乗り比べをしてきました。





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①長野(1245)→妙高高原(1328) 3325M [妙高5号] 183系6連【OM102編成】
(←妙高高原⑥ クハ183-1505+モハ183-1028+モハ182-1028+モハ183-1045+モハ182-1045+クハ183-1012 ①長野→)
  小諸からの普通列車が3番線に到着すると、[妙高5号]は既に2番線に入線していました。「混んでいるかな?」と思ってホームの反対側から車内を除いたところ車内はガラガラ…。安心をして写真を撮ってから車内にはいります。
 本日の[妙高5号]に使用されているOM102編成は中間車の4両がグレードアップ車両(GU車)なので、迷うことなく空いている5号車に席を取り妙高高原駅を目指すことにします。

 嵩上げされたシートに腰を下ろし、天地方向に広げられた窓ガラスを通して見慣れた長野の風景を見ながら進みます。
 GU車は車内を大幅に改造されている車両なのですが、なんとなく乗車すると他の車両より静かな気がします。また、シートピッチが広がっただけでなく、全席のシート下につま先を入れることができますので足を伸ばして座ることができますので、本当にゆったりとした姿勢で乗車することができます。
  こんな静かで快適な車両が普通列車に使用されるなんて…と思っているうちに列車は妙高高原駅に到着しました。




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PHOTO:GU車はシートピッチも広いですし、窓ガラスも大きいので十分特急車両として使用可能です。






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②妙高高原(1400)→豊野(1432) 3326M [妙高6号] 189系6連【N102編成】
(←長野⑥ クハ189-510+モハ188-40+モハ189-40+モハ188-32+モハ189-32+クハ189-9 ①直江津→)
 本当はこの列車で長野に戻って、本日の「乗り鉄」は終了!という予定にしていたのですが、「もっとOM102編成に乗りたい!」という欲求に駆られ、この列車で豊野駅に向かい、豊野駅からもう一度妙高高原駅に戻れば、OM102編成が充当される[妙高8号]に乗車できることがわかりましたので豊野駅まで乗車しました。
 長野車の183・9系もアコモデーションを改造した車両ですので、これはこれで十分魅力があるのですが、やはりGU車と比較してしまうと、ちょっと見劣りしてしまうのは仕方のないところでしょうね…。 





PHOTO:189系[長野車]の車内も劣っているわけではないのですが、GU車と比べては勝ち目がありません。





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③豊野(1441)→妙高高原(1508) 349M 115系6連【N29+N24編成】
 豊野駅からは再度、妙高高原駅に戻ります。ここからは「いつもの信州色の115系」に乗車しました。






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④妙高高原(1545)→長野(1631) 3328M [妙高8号] 183系6連【OM102編成】
(←長野① クハ183-1012+モハ182-1045+モハ183-1045+モハ182-1028+モハ183-1028+クハ183-1505 ⑥妙高高原→)
 再び、妙高高原駅からOM102編成を使用した[妙高8号]で長野駅に戻ります(当然、GU車に座りました。)。
 この車両なら特急車両として十分通用するし、快速[ムーンライトながら]にも使用して欲しいなんてことを考えながらの乗車です。ただ、現実的にはこの183・9系に「引退」が近づいてきているのは事実のようで、この区間を国鉄色の183・9系に乗車できるのは再びあるのか?それともこれが最後となるのか?そんなことを考えながら長野駅に戻ってきました。



 さて…現在、常磐線で使用している651系&E653系が早くも後継車両に道を譲るとのこと。そうなると玉突きで183・9系と485系が危ないような気がします。乗るのも撮るのも今のうちに…と思っています。


【乗車日:平成23年11月19日(土)】鉄道コム
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