※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤字・誤変換等もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。


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 今回の三連休は「家族サービスを!」という予定でいたのですが、連休直前になり8日だけは「乗り鉄・撮り鉄」ができるようになったため、「さて、どこに行こうか?」と考えたのですが、さすがに名だたる多客臨は全て満席!
 本当はNO・DO・KAを使用する「飯山・上越・信越ぐるり一周号」に乗りたかったのですが、何度なく指定席の空席状況を見てもらっても満席の状況が続きましたので、いつまで追いかけていても仕方がありませんので、予定をがっと代えて、地元を走るが「しなの鉄道」の快速[軽井沢ミラクル]&快速[おばすて棚田紀行号]に乗車をしてきました。
 快速[おばすて棚田紀行号]は一昨年から走り始めた「しなの鉄道」の臨時快速ですが、しなの鉄道線から普段は走らないJR篠ノ井線に直接乗り入れる快速列車です。一昨年はしなの鉄道色の169系、昨年は湘南色の169系が使用され話題となったことは記憶に新しいのですが、今年は使用車両がJR東日本の115系ということで、今一話題に上らないところですが、何年か経過すればこれも良い思い出となるのでは…と思って乗車をしてきました。





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①長野(943)→軽井沢(1049) 9634M 快速[軽井沢ミラクル号] 115系3連【N21編成】
(←軽井沢 クモハ115-1010+モハ114-1015+クハ115-1010 長野→)
 本日乗車を予定している快速[おばすて棚田紀行号]は軽井沢駅が始発駅となるため、長野駅からひとまず軽井沢駅を目指します。
 その軽井沢駅までは、こちらもこの三連休では本日のみ運転となる快速[軽井沢ミラクル号]に乗車します。この快速[軽井沢ミラクル号]自体は珍しい存在ではないのですが、JR東日本の車両による運転となると珍しいのではないかと思われます(この列車の折り返し列車が快速[おばすて棚田紀行号]となるためです。)。
 また、この列車は長野駅の7番線から発車するのですが、しなの鉄道に入る列車で7番線から発車するのは夜の列車に1本あるだけですから、これも珍しいといえば珍しいのでしょうね。
 ただ、残念ながら概観上はJR東日本車両ですので、行き先表示幕に「快速「軽井沢ミラクル号」」いう表示くらいはして欲しかったというのが正直なところです。
 列車は発車の10分以上前に入線をしてきましたが、さすがに「乗り鉄・撮り鉄」の人も少なく、私もささっと撮影を済ませて3両目に乗車をしました(先頭車両だけは団体客と思われる方で結構な乗車率でした。)。
 
 列車は定刻に長野駅を発車し軽井沢駅を目指します。屋代駅までの間は、普段、撮影などを一緒にさせていただく友と談笑をしていたため、あっという間に到着をしてしまいました。
 その後、戸倉駅を過ぎたあたりからぐぐっと速度を上げて快調に駅を通過して進んでいきます。 さすがに快速列車、長野からわずか32分で上田に到着します。すると多くの乗客が上田駅で降りてしまい、快速[軽井沢ミラクル号]の車内は閑散としてしまいました。
 
  上田駅までは「速い!」と思った快速[軽井沢ミラクル号]ですが、その後はややペースを落として軽井沢を目指します。臨時の観測列車、しかも観光地を走るということで、浅間山のビューポイントでは車掌さんの説明も入り、若干ですが列車の速度も落としながら進みます。わずかながら色づきは始めた野々山の木々を見ているうちに列車は終点の軽井沢駅に到着しました。


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    PHOTO:長野駅の電光表示板にもしっかりと列車名が入っていました。






    PHOTO:しなの鉄道の列車が7番線から発車するのも貴重なのですが…






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    PHOTO:行先表示幕は最初は赤い「しなの鉄道」だったのですが…






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     PHOTO:長野駅停車中に「快速」に変更されてしまいました。








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②軽井沢(1055)→姨捨(1232) 9225M~9650M 快速[おばすて棚田紀行号] 115系3連【N21編成】
(←篠ノ井 クハ115-1010+モハ114-1015+クモハ115-1010 軽井沢→) ※篠ノ井→姨捨間は逆向き
 軽井沢駅に到着した快速[軽井沢ミラクル号]が、そのまま快速[おばすて棚田紀行号]になります。ホームには多くの乗客が待っていてびっくり!「この列車、そんなに人気があったのか?」と思うほどの人が到着した列車に乗りこみ、車内はほぼ満席状態に。乗客の服装を見るとウォーキングに行くような格好をした人が多く見受けたので「皆さん、姨捨のウォーキングに行くんだ…。」とこの時は思っていたのですが…。

 さて、この列車で一番期待していたのは「ヘッドマークが装着されるか?」ということだったのですが、軽井沢駅の短いな停車時間内にしっかりと(例年と同じ)ヘッドマークが装着されました。しなの鉄道のイベント列車にもかかわらず、JRの車両へのヘッドマーク装着を認めたJR長野支社には感謝したいところですね。
 そのヘッドマークが装着された列車の写真を撮っているうちに発車の時刻となりましたので車内に入ります。列車は大勢の乗客を乗せて軽井沢駅を出発します。先ほどまで乗車してきた快速は小諸→軽井沢間がノンストップだったのですが、こちらは軽井沢駅までは各駅に停車(平原駅のみ通過)していきます。最初の停車駅である中軽井沢駅に到着したところ、多くの乗客が降りまたまたびっくり。どうやらこの駅からハイキングに出かける人が多かったようで、車内はあっという間に空き始めました。中軽井沢駅を発車した快速[おばすて棚田紀行号]は浅間山のビューポイントをほんとうにゆっくりとして速度で通過していきます。今日は絶好の天気で浅間山から噴出す水蒸気雲まで見ることができました。
 軽井沢を出発した時点では混雑をしていた快速[おばすて棚田紀行号]ですが、小諸駅、上田駅と停車するたびに乗客がどんどん降りてってしまいます。どうやらこの列車を「特別な列車」とは思わずに普通の列車代わりに乗ってきた人が多かったようです。

 上田駅を発車すると、何のアナウンスもなく記念乗車証明書の配布が行われます。昨年同様しなの鉄道お手製の乗車証明書と思っていたのですが、今年はなんとD型硬券の乗車証明書でちょっとびっくりでした。こんな素晴らしい乗車証明書なら復路も…と思ったのですが、残念ながら午後は他の予定があるため乗車できません…。

 乗車証明書の配布が終わる頃、列車は戸倉駅に到着します、この戸倉駅では16分間の停車時間があります。戸倉上山田温泉の女将さん方の出迎えがあったほか、駅のホーム等でグッズの販売や朝市が行われていたようで、結構賑わっていたようでした(私は列車の撮影をしていました…。)。

 戸倉駅を発車すると途中で屋代駅にした後、篠ノ井駅に停車します。篠ノ井駅からは進行方向を変えてJR篠ノ井線に入っていきます。JRの車両ですからJR線を走行してもなんら不思議はないのですが、今までしなの鉄道を走ってきた列車がそのままJR線に入るということがなんとなく不思議な気分です。

 列車は篠ノ井線に入ると本格的な山登りが始まります。一昨年乗車したときは「桑ノ原信号所」で空退避を行いましたが、今回はそんなことイベントもなく淡々と姨捨を目指します。進行方向左手に棚田が見えてきますと間もなく姨捨駅です。
 列車は姨捨駅を一度通過してから停止します。わずかな停止の後スイッチバックによりホームに進入し、これで今回の快速[おばすて棚田紀行号]の乗車は終了しました。


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  PHOTO:JR東日本の車両にしなの鉄道のヘッドマークが取り付けられます。






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        PHOTO:ヘッドマークは例年と同じもののようです。






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      PHOTO:浅間山のビューポイントでは速度を落として走ります。






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     PHOTO:戸倉駅では上山田温泉の女将さん方の出迎えがありました。






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       PHOTO:戸倉駅に停車中の快速[おばすて棚田紀行号]






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      PHOTO:戸倉駅には169系S51編成も置いてありました。






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       PHOTO:篠ノ井からは向きを変えて田園地帯を走ります。





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         PHOTO:桑ノ原信号所はそのまま通過でした。






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        PHOTO:姨捨駅からの景色はあいかわらず絶景です。






          PHOTO:棚田の稲刈りも終わっています。






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       PHOTO:姨捨駅に停車中の快速[おばすて棚田紀行号]






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              PHOTO:記念入場券と乗車証明書




 今まで169系を使用していた臨時快速が115系、しかもJR東日本の車両ということで、正直いまいち盛り上がりに欠けていたことは事実ですが、さすがに3年目の運転ということでこの列車の運転を楽しみにしていた人も多かったようです。「しなの鉄道」のこういう地道な努力がきっと乗客の増加に繋がるんでしょうね。
 
◎2009年の快速[おばすて棚田紀行号]の乗車記はこちら…http://tomodachiya221.at.webry.info/200910/article_35.html ※2010年は乗車していません。

【乗車日:平成23年10月8日(土)】鉄道コム鉄道コム