※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。一部写真が無い部分や誤っている部分もありますが、よろしければご覧ください(by管理人)。


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 東京に出張できましたので、翌日、少し足を伸ばして、私が大好きな国鉄型のディーゼルカーに乗車しに行くことにしました。
 首都圏近郊の国鉄がディーゼルカーといえば「久留里線」が有名ですが、今回は方向を変えて「鳥山線」のキハ40の乗車にチャレンジしました。
 烏山線を選んだ理由はご存知のとおり、先ごろ宇都宮運転所所属のキハ40-1003が一般型気動車標準色に塗色変更しました。運よくこの車両に乗車できれば…というのが今回の狙いなのですが。





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①赤羽(520)→宇都宮(651)  521M E231系15連
 宿泊した赤羽のホテルを出て駅に向かい、宇都宮線の1番列車で宇都宮へ向かいます。「1番列車」というこ混雑するイメージがあるのですが、この時間でも京浜東北線や埼京線は動いていますので、列車はガラガラの状態で赤羽駅に到着しました。
 約1時間30分の乗車となりますので、迷うことなくグリーン車に乗車してさっそく『お休みタイム』となります。




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        PHOTO:1階席と平屋部分のシートは赤系統






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        PHOTO:2階席のシートは青系統となっています。






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②宇都宮(709)→烏山(804) 325D
(←烏山 キハ40-1007+キハ40-1005 宇都宮→)
 宇都宮駅からはキハ40系2連に乗車して烏山駅を目指します。残念ながらホームに入っていたキハ40は私が期待していた『一般型気動車標準色』のキハ40ではなく、ごくごく普通の烏山線色のキハ40でした。
 確かに今回の目的は『一般型気動車標準色』のキハ40に乗車する!というのもあるのですが、烏山線の全線走破も目的ですので、このまま烏山駅を目指すことにしました。

 宇都宮駅を発車したキハ40は緩慢な加速を続けながら速度を上げていきます(前月号の鉄道雑誌で『キハ40は遅くない…』という記事がありましたが、やはりキハ40系は遅いです。)。烏山線の分岐駅となる宝積寺駅までの間は宇都宮線の電化区間ですので、キハ40は211系電車などに混じって走ります。電化区間を気動車に乗るというのもそうそうある体験ではありませんので、これはこれで貴重ですね。

 宝積寺駅を出発するとしばらくの間は宇都宮線と併走しますが、しばらくすると一気に右方向に進路を変えて進みます。そうすると今までは住宅街を走っていたのですが、見える景色がガラッと変わり田園地帯の中をキハ40は進んでいきます。

 車内は休日ということで混雑というほどではありませんが、高校生が多く乗っていますので、平日の通学時間帯は相当混雑するのではないかと思われました。

 途中の大金駅で上り列車と交換します。この2両編成の上り列車も、宝積寺駅手前ですれ違った3両編成の列車とも通常の烏山線色のキハ40でしたので、どうやら本日は『一般型気動車標準色』は運用に入っていないようです(もしかすると検査から出場していない?)。
 まあ、楽しみはこの次に…と思っているうちに終点となる烏山駅に列車は到着しました。
 


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      PHOTO:烏山線のキハ40はロングシート化されています。






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  PHOTO:もうひとつの特徴は七福神が書かれており1007号は寿老人でした。






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            PHOTO:クラシックな烏山駅舎






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③烏山(824)→宇都宮(923) 328D
(←宇都宮 キハ40-1005+キハ40-1007 烏山→)
 烏山駅で写真を撮った後、今まで乗車してきた列車で宇都宮駅に戻りました(烏山駅で入場券を購入するのを忘れてしまった…。)。
 今回は『一般型気動車標準色』のキハ40には乗車できませんでしたので、来年にでも滝駅で写真を撮りながら際訪問してみたいものですね。




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          PHOTO:1005号は恵比寿神です。






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④宇都宮(936)→大崎(1127) 4100Y E231系15連
 宇都宮からは次の目的地に移動するため、湘南新宿ラインの快速列車で大崎駅を目指します。「休日の湘南新宿ラインは混雑する。」という言葉どおり、列車は途中から混雑が始まります。私はグリーン車に乗っていたのですが小山駅の時点ですでに立客が発生しましたので人気があるようですね。

 
 …次の乗車記に続きます。


【乗車日:平成22年12月23日(木)】鉄道コム鉄道コム