※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。
出張のため都内に来ましたが「日帰り出張」のため長野に帰らなくてはいけません。今までなら「大宮まで京浜東北線の209系」、「大宮から新幹線」で帰っていたわけですが、1月24日(日)をもって京浜東北線から209系が引退してしまいましたので、今回は大宮までの区間を特急に乗車してみることにしました。
○上野(2000)→大宮(2025) 4007M 特急[あかぎ7号] 185系14連【OM04編成+OM06編成】
そもそも、なぜ特急に乗車を…と考えたのかというと、上野からホームライナーに乗車してもライナー券は500円、一方、特急に乗車してもこの区間は「B特急料金区間」となるため50km未満の特急料金は500円と同額なのが分かったからです。
19時40分発の[ホームライナー鴻巣5号]にも間に合う時間でしたが、20分後に特急[あかぎ7号]が控えていることを知っていましたので、今回はこちらに乗車してみることにしました。
特急[あかぎ7号]は本来なら16番線から発車するのですが、この日は常磐線で人身事故があった関係で16~17番線が特急[フレッシュひたち]の発車待ちで塞がっているため14番線からの発車になる旨がさかんにアナウンスされています。
列車は19時50分頃回送されてきますが、汎用特急といわれた185系の14両連なると堂々たるものです。製造年度が古いため、現在の特急列車と比較してしまうとシートピッチが狭いと感じられてしまう部分もありますが、特急であるシンボルマークをつけた鋼鉄製の白いボディには特急列車としての風格も感じられます。
ホームライナーですと乗車時にライナー券を確認するため乗車口が限定されてしまいますが、特急列車なので全てのドアが開き客扱いが行なわれます。
ホームライナーは発車時刻が近づくに従い乗客が増えていくのですが、特急[あかぎ7号]には2~3割の乗客しか乗ってきません。「やはり特急列車は高いというイメージで敬遠されるのかな?」と思っているうちに列車は上野駅を出発します。
帰宅ラッシュ時間帯に運転されているせいでしょうか、さほど速度が上がらず特急列車らしくない走りで赤羽駅に到着します。「ホームライナーは通過するのに特急が停車するんだ…。」と思っていたところ、結構な人が乗り込んできて車内は5割程度の乗車率となりました。考えてみるとホームライナーは途中駅での乗車を認めていませんので、途中駅から乗車する人はこちらの列車に流れてくるんですね(注:全てのホームライナーが途中乗車できないわけではありません。)。
さて、赤羽駅を発車するとようやく特急列車らしい速度で走り始めます。右手には京浜東北線のE233系が、左手には湘南・新宿ラインのE231系が並行して走り、抜きつ抜かれつのデッドヒートが繰り広げられます。こういうシーンをみることができるのは都会ならではだよね…なんて思っているうちに浦和駅に停車します。浦和駅からも多くの乗客が乗り込み車内は7~8割の乗車率となります。乗ってくる人の多くが特急券を持っていないため、車掌さんが忙しそうに車内補充券を販売していました。
このまま高崎まで乗っていたかったのですが、高崎まで行ってしまうと長野の到着が11時を過ぎてしまうので、残念ですが大宮駅で下車して、今回のショート乗車は終了です。
1 [ホームライナー鴻巣3号]の乗車記はこちら…http://tomodachiya221.at.webry.info/200809/article_1.html
2 [ホームライナー鴻巣5号]の乗車記はこちら…http://tomodachiya221.at.webry.info/200709/article_23.html
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