※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。



 信州デスティネーションキャンペーンのプレキャンペーンとして、10月の毎週土曜日には長野支社管内において旧型客車を使用した多客臨が運転されています。「乗りた~い!」と思っていたのですが、なぜか日程の都合がつかず、ようやく最後の最後になって乗車できる運びとなりました。

 今週末は信越本線での運転となり、列車名も快速[セピア色の信越線]ということでの運転です。当初は指定席券のキャンセル待ちを考えていたのですが、乗車券代金や昼食代のことを考えると「びゅうパック」が割安に感じられましたので、今回はこちらのパックを使用し、我が家の小2の「鉄子」と2人での乗車です。





①長野(948)→直江津(1229) 9321レ 快速[セピア色の信越線]
(←直江津 EF64-39 ③オハニ36-11+オハ47-2246+スハフ42-2234① 長野→)
 長野⇔直江津間には過去、様々な臨時列車が走っており、私も485系[いろどり]、169系(しなの鉄道車)、12系PCなどを使用した列車には乗ったことがあるのですが、この区間を旧型客車に乗車するは初めての経験となります。
 長野駅には9時頃に到着したのですが、列車は早々と7番線に到着していましたので、早速撮影会タイムとなりましたが、時間がたっぷりあるため、あせる必要も無くゆっくりと撮影をすることができました。その後、客扱いが開始となりましたので車内に入り出発の時を待ちます。

 定刻となりEF64の甲高い警笛とともに、0番台機特有のブロア音が響き始めます。「そうそう、これだよこれ!昔乗った普通列車は皆、こうだったんだよ。」と思わず1人でにやにやしてしまいました。列車はゆったりとした速度で進みます。長野総合車両センターを過ぎ三才駅に近づく辺りから、沿線にはりんご畑が広がってきます。ちょうど収穫時期を迎えた真っ赤なりんごと緑の木々が目に鮮やかです。

 最初の停車駅となる豊野では約10分ほどの停車となります。この時間は「お約束とも言うべき撮影タイム」として過ごします。豊野を過ぎると山々が迫り始め、ちょうど今が旬の紅葉を見ながら進んでいきます。牟礼から古間にかけては緑から黄色に、古間から黒姫にかけては黄色から赤色と沿線の色が変わっていくのが良くわかります。そして紅葉のピークは黒姫~妙高高原です。今日は雲ひとつない晴天でしたので、この青色と赤~黄色の対比が本当に素晴らしく、車内からも紅葉の素晴らしさに対する歓声が上がっていました。

 妙高高原駅では30分間の長時間停車となります。これは旧型客車の手洗設備が使用できないための措置でもあり、またこの停車時間中に、後続の普通を先行させるための停車ともなります。旧客と189系の並びを撮ろうと多くの乗客が車内から出でホームでの撮影を楽しみました。

 妙高高原を発車して関山を過ぎると、あとは直江津に向けて下る一方です。旧客もぐんぐんと速度を上げて下っていきます。ひそかに「二本木でスイッチバックを…」と思っていたのですが、さすがに今回は二本木駅は停車せず通過していきます(う~ん残念!)。

 新井駅でも7分の停車があります。撮影に熱心な方は階段を渡って反対側のホームに向かいますが、さすがに私はその元気も無く車内で発車を待ちます。新井駅を発車すると次の停車駅はダイヤ上は高田駅となっていますが、脇野田駅で列車交換のため4分ほど停車します。脇野田駅付近は新幹線工事の真っ最中で、この付近に新幹線駅ができるようです。

 高田駅ではわずか3分の停車で発車し、終着駅の直江津駅を目指してのラストスパートをかけます。今日は天気にも恵まれた関係で、沿線のいたるところで写真を撮っている方を目にしました。電気機関車が牽引する客車列車というのが珍しいせいでしょうか、高田駅を出て直江津駅までの間にも多くの人が快速[セピア色の信越線]にカメラを向けていました。
 間もなく列車は多くの鉄道ファンが待ち受ける直江津駅の6番線に到着をしました。




②直江津(1418)→長野(1643) 9322レ 快速[セピア色の信越線]
(←長野 EF64-39 ①スハフ42-2234+オハ47-2246+オハニ36-11③ 直江津→)
 昼食をとり、買い物をすませて1時40分頃に直江津駅に戻ってきました。「少し早かったかな?」と思ったのですが、駅のホームに向かうと列車は既に入線をしていました(直江津駅は1番線からの発車です。)。

 今回の企画キップは往路・復路とも同じ席が指定されていますので、残念ながら復路は進行方向と逆向きで座ることになります。…が、向かい側の方が来ませんでしたので、結局、娘と2人で1ボックスを使用することができました(企画枠は往復分の乗車券+指定席券の販売でしたが、往路しか乗車しない方が結構いたようで、復路はけっこう空席がありました。)。

 列車はブロア音の高まりとともに、ほとんどショックもなく直江津駅を発車します。信越山線の景色は見慣れた景色ですが、この景色を旧型客車から見ると、また、違った景色のようにも感じます。

 往路は長時間停車駅が新潟県側の妙高高原駅でしたが、復路は長野県側の黒姫駅で30分の長時間停車となります。ここでも後続の列車などを絡めて撮影をする人がいた反面、さすがにここまでくると「お疲れモード」の方も多いようで、車内でのんびりと休んでいる方の姿も多く目にしました。

 列車は西日を浴びながら長野を目指します。「今日はどうしてこんなに撮影者が多いの?」と思うくらいの人が快速[セピア色の信越線]を迎えてくれます。
 進行方向左手に見慣れた長野総合車両センターが見えてくると間もなく長野駅です。
 列車は無事、定刻どおり長野駅に到着しました。



 今回の快速[セピア色の信越線]の運転を持って、ひとまず信州デスティネーションキャンペーンのプレキャンペーンも終了のようです(間違っていたらすみません。)。
 さて、来年の本番では一体どのような臨時列車が走るのか、今から待ち遠しいですね。

【乗車日:平成21年10月31日(土)】鉄道コム
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