※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。



 東京まで出張できましたが、そのまま帰るのももったいないですし、今回は手元に「JR東日本のツーデーパス」がありますので、「さて、どこへ行こうか?」と考えたのですが、この夏の青春18キップでは「盲腸線」の乗車にチャレンジをしようかな?と考えていますので、その前哨戦として今回は首都圏に残る盲腸線にチャレンジをしてみることにしました。
 記念すべき1回目は、私の大好きなディーゼル列車が走る久留里線を訪ねてみることにしました。





①東京(1255)→木更津(1418) 1178F 快速 E217系15連【Y9+Y140編成】【乗車:4号車】
 東京からはE217系を使用した快速列車に乗車して木更津に向かいます。乗車時間が1時間を越えますのでグリーン車に乗車して向かうことにしました。
 近郊型電車のグリーン車の中ではE217系のシートが一番落ち着いていて好感が持てる…と自分の乗車記に書いた記憶があるのですが、今回乗車したグリーン車はとてもポップな柄で私のイメージとは異なるのですが、更新工事でもされたのでしょうか?

 さて、東京駅の地下4番ホームから発車した列車は錦糸町の手前で地上に出て木更津を目指して進みます。この辺に来ると全く地理感がありませんので、一体どこを走っているのかさっぱり分かりません。
 途中の千葉駅を過ぎる頃から進路を南に変えて進んで行きます。途中の五井駅には小港鉄道の国鉄色をしたキハ20がずらっ~と並んでおり、車窓から見ただけですが「ここもいつか来よう!」と心の中に決めました。
 東京を出発後、ビル街~工場街~住宅街と走り続けてましたが、袖ヶ浦付近からは緑の平地が目立つようになり、間もなく列車は定刻に木更津駅に到着しました。




②木更津(1431)→久留里(1514) 939D
(←久留里 キハ38-2+キハ38-1003 木更津→)
 木更津駅の君津駅よりには「幕張車両センター木更津派出」があり、久留里線に使用されるディーゼルカーが並んでいます。お目当ての国鉄色のキハ30はなぜか車庫の一番奥に置いてありましたので、残念ながら今日は出番がないようです。

 出てこないキハ30を待っていても仕方がありませんので、ホームに入線しているキハ38に乗り込み久留里駅を目指すことにします。
 久留里線は千葉県木更津市の木更津駅と君津市の上総亀山駅を結ぶ全長32.2Kmの地方交通線です。

 この路線には大きな特徴が3つあります。1つ目は東京からわずか1時間足らずの場所にありながら、未だに電化がされていない非電化路線です。2つ目はそこを走る車両が国鉄型車両であり、特にキハ30はここにしか残っていない車両です(キハ30以外はキハ37と38が使用されています。)。3つ目は首都圏ではここだけに残るタブレット使用路線です。
 …ということだけでも注目が集まり始めているのですが、先月末にはキハ30の塗色を国鉄色に塗り替えましたので、この夏の最大注目エリアとなっています(湘南色の113系も復活しましたから、なおさらですね。)。

 木更津駅を発車した列車は東に大きくカーブをしながら、住宅地と農地が混在する平地を進みます。路線のコンディションが良くないためでしょうか、余り速度は上げませんが、ローカル線は「この位のスピードがいいんだよねぇ~」と自分自身で納得してしまいます。
 横田駅では対向列車との交換を行います。タブレットの交換シーンを撮影しようと構えていたのですが、駅員さんも運転手さんも毎日行っている「当たり前」の作業のため、あっという間にタブレットを渡してしまい、上手く写真を撮ることができませんでした。
 東横田駅を過ぎたあたりからは徐々に標高が高くなってきます。結構厳しい上り勾配や急カーブが続き、結構間近に山が迫ってきたと思ったところが終着駅となる久留里駅でした。





③久留里(1526)→下郡(1538) 940D
(←下郡 キハ38-1003+キハ38-2 久留里→)
 当初は久留里駅で1時間ほど過ごして次の列車で上総亀山に…と考えていたのですが、久留里駅には何も無いので駅舎の撮影と記念の入場券を購入して下郡駅まで移動することにしました。なぜ下郡駅か?それは非常に簡単なことで、ここまで来る途中で下郡駅の横にはセブンイレブンがあることがわかりましたので、そこへ燃料補給に向かうことにしました。





④下郡(1603)→上総亀山(1640) 939D
(←上総亀山 キハ38-4+キハ38-1002 下郡→)
 下郡駅での燃料補給と撮影を終えて、939Dに乗車して上総亀山駅を目指します。久留里駅をすぎると都心から近いなんてことを忘れそうなくらい山が迫り、「まさかないよね。」と思っていたトンネルを2つ抜けると終点の上総亀山駅に到着しました。





⑤上総亀山(1658)→木更津(1806) 944D
(←木更津 キハ38-1002+キハ38-4 上総亀山→)
 上総亀山駅前も何も無いところで、駅舎の撮影と記念の入場券を購入したのち、今まで乗車してきた列車で木更津に戻ることにしました。
 ここまで私が乗車して来た列車は全て2連でしかもキハ38のみという編成でしたが、木更津に戻る途中ですれ違った列車にはキハ37(キハ38は3ドア、キハ37は2ドア)を連結した3連やキハ30(久留里色)を連結した4連が来るなど、非常にバラエティに富んでいました。可能ならば、次回はキハ30やキハ37にも乗車してみたいところです。





⑥木更津(1842)→君津(1848) 1131M 113系10両
 木更津駅に到着後は、再度、キハ30などの撮影を行い、こちらも国鉄型車両となるスカ色の113系に乗車して君津駅に向かいました。





⑦君津(2000)→東京(2106) 3024M 特急[さざなみ24号] 255系9連【Be-03編成】
(←東京 クハ254-3+モハ254-6+モハ255-6+サロ255-3+サハ254-3+サハ255-3+モハ254-5+モハ255-5+クハ255-3 君津→)
 木更津駅から快速のグリーン車で東京に戻ろうかと考えていたのですが、せっかく特急列車にも乗車できるツーデーパスを使用しているのですから、今年の目標でもある「今まで乗ったことのない車両に乗車する!」にチャレンジしてみようと思い、255系を使用する特急[さざなみ24号]に乗車して戻ることにしました。

 この255系ですが、房総地区で使用されていた183系の代替用として開発された特急用車両ですが、この車両がJR東日本初のVVVFインバータ制御特急車両ということにもなります。
 房総地区はビジネス利用が多い一方、春から夏にかけてはレジャー客が多いという、この相反するニーズは対応できるような汎用車両となっています。

 この車両を使用する列車は「ビュー○○○○」しという呼び名が付けられていましたが、平成17年12月のダイヤ改正以降「ビュー」の呼び名が外されるようになっています。
 今回乗車する特急[さざなみ24号]は、君津駅に19時38分に到着する特急[さざなも17号]の折り返し運転となりますので、じっくりと撮影をすることがいできました。さて、車内整備が終了した後乗車したのですが、なんと1号車の自由席車両に乗車したのは私1人きり。早速、前のシートを反転させてボックス席を作りゆったりと乗車します(ちなみに…、東京まで1号車は私の貸切でした。)。

 さて255系の乗り心地ですが、久々にGOODな車両です。濃紺の色合いが個人的には好きではありませんが、大きくて柔らかめのシートにフットレストバーが付いており、とてもリラックスした姿勢で座ることができます。また、このシートにはセンターアームレストが装備されていないのですが、アームレストが無い分シートの幅いっぱいを使用して座ることができますので、結構良いシートではないかと思いました。
 そんなゆったりとしたシートに座って東京までの1時間を過ごしました。




 残念ながら、今回はお目当てのキハ30に乗車することができませんでしたが、それでも在籍しいるキハ30、37、38の3種類とも写真に収めることができましたし、なによりも前々から乗車したいと思っていた線区を乗車でき、満足の1日でした。

【乗車日:平成21年7月24日(金)】鉄道コム