※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。



◎会津若松にて
 会津若松では2時間ほど時間がありますので「どうしよう?」と来る前から考えていました。普通は「鶴ヶ城」を見学するというのが一般的なのでしょうが、往復の時間を考えると、見学時間が30分程度となってしまいますので、ちょっと無理です。そこで、会津若松市内の循環バス「ハイカラさん号」に乗車して、バスの車内から市内の散策をすることにしました。このバスですが、市内の有名観光地をぐるっと回って、再び会津若松駅に戻ってくるというものです。所要時間は約50分、料金は200円ととてもリーズナブルです。今回はこれに乗って市内散策に行ってきました。
※料金は200円ですが、1日乗車券が欲しかったので500円払ってしまいました!また、乗車人員が20名にも満たないため、ハイカラさん号の後には少し大きめのバスが付いて走っており、ハイカラさん号に乗れなかった人はこちらのバスに乗れるようなシステムになっていました。





③会津若松(1530)→新潟(1856)   9213D 急行[新潟色キハ58・52]
(←新潟 キハ52-123+キハ52-121+キハ52-120+キハ52-102+キハ58-677  会津若松→)
 市内一周の観光(?)を終え、バウチャー券とお弁当を引き換え14時50分頃にホームに入っていたところ、列車はまだ入線していませんでした。ホームには列車を待つ人の列ができていたので、一番短そうな列の後に並んだのですが、この位置ですと往路と同じ車両になってしまいそうですが「まぁ、それでもいいか。」と思い入線を待ちます。結果的に列車が入線してきたのは、15時15分過ぎという時間で、あわてて写真などを撮影して発車を待ちます(結局、往路と同じ車両の同じ場所に座っていました。)。

 復路は喜多方、野沢、津川、新津という順に停車をしていきます(新関でも停車しましたが、客扱いはありませんでした。)。
 どの駅でも長めの停車時間がありますが、全員やることといえばホームに出ての写真撮影です。さすがに新津駅からは撮影に厳しい時間帯となります。ですが、デジカメは良いですねぇ~。少しISOの感度を上げてやれば手持ちで充分撮影できます。今回も新津駅では三脚を使用して他の撮影者から不評を買っている人、平気で列車の向かってフラッシュを焚いている人が多く見受けられましたが、もう少し撮影マナーを考えて欲しいものです(カメラを構えている人の前に平気で出てくる人がいますが、いったい何を考えているのか、じっくりとお話を一度聞いてみたいものです。)。

 最初は片道3時間30分、往復で7時間は長いなぁ~と思っていたのですが「本当に楽しかった。」というのが実感でした。新潟駅到着の車内放送を聞きながら、この車両たちに明日はあるのかなぁ?なんてノスタルジックなことを考えていたところ、急行[新潟色キハ58・52]は新潟駅の7番線に定刻に到着してしまいました。





④新潟(1956)→新井(2216)  3376M 快速[くびき野6号] 485系6連【T16編成】
(←新井① クロハ481-1011+モハ484-1085+モハ485-1085+モハ484-1020+モハ485-1020+クハ481-332 ⑥新潟→)
 快速[くびき野6号]の発車まで1時間ほど時間がありましたので、1度駅から出るつもりでいたのですが、新潟市内はみぞれが降っていましたので、ホームで列車などを撮影して時間を潰します(写真は↑のとおりです。)。

 本日の最終ランナーとなる快速[くびき野6号]はT16編成が充当されます。T16の場合もやはり4号車叉は5号車への乗車をお勧めします(理由はT17編成と同じです)。
 私の記憶では、「新潟駅を出発するときは混んでいるが、だんだんと乗客が減っていき、長岡を過ぎるとガラガラになる。」と思っていのですが、とんでもない誤りで、発車から直江津まではずっと混んでいました。今回は速めに並んで席を確保することができたのですが、途中駅から乗車する場合は指定席を購入しておいたほうがよさそうな列車でした。

 快速[くびき野6号]は朝以上に雪で真っ白となった新井駅に定刻に到着し、今回の「乗り鉄」も無事終了することができました。




 私たち鉄道ファンからすると国鉄型車両というのは、ノスタルジックで味のある車両ですが、日々利用する地元の人からすると「冬は隙間風で寒く、夏は冷房も効かない、サービス最低の車両」ということだと思います。
 そういう面からすると新型気動車に替わることはサービス向上になりますので良いことだと思います。
 ただ、私たちの希望とすれば「キハ52を1両でもいいから残して欲しい。」というのが本音です(環境問題を考えるときわめて難しいのでしょうね。)。
 今回の乗車は「本当に最後!」と思って乗車したのですが、国鉄色のキハ28・58を使用した「さよなら列車」が運転されれば、なんとしても乗車したい気持ちがよりいっそう強くなってしまいました。

【乗車日:平成21年3月28日(土)】鉄道コム