※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。

※文字数制限の関係で前編からの続きです。



③村上(1510)→新津(1730) 9826レ 快速[SL村上ひな街道号]
(←新津 C57-180 ⑦スハフ12-102+オハ12-315+オハ12-316+オハ12-1701+オハ12-314+オハ12-313+スハフ12-101① 村上→)
 帰路も快速[SL村上ひな街道号]に乗車します。この列車、往路と復路では行程が異なっており、復路は新津駅が終着となります。羽越本線の新発田-新津間をSLに乗車するのも珍しいことと思い、復路もこの列車に乗ってみることにしました。
 一般的に、このような列車の場合、往路は混雑するが帰路は空いているというパターンなのですが、今回は帰路も結構な数の乗客が乗っています。

 いろいろなイベント列車に乗りましたが、今回ほど盛大な見送りを受けたことがないような気がします。ホームには潮太鼓の威勢の良い音が響きわたり、そんな中、1日駅長、出迎えをしてくれた生徒さん、トッキッキ、踊りをしていただいたかたを始め、本当に多くの人が見送る中、列車はゆっくりと村上駅を発車しました。
 復路もあいかわらずゆったりとした速度で進みます。ただ、途中の停車駅は坂町と新発田だけという、ここだけは特急並です。

 2番目の停車駅となる新発田では20分以上の長時間停車となります。後続の特急[いなほ]または新潟行きの普通列車に乗車すると早く帰れるためでしょうか、ほとんどの乗客はここで下車してしまいました。列車内は本当に回送列車のようです。私はこの先の羽越本線をSLに乗車するのが目的ですので、新発田駅でじっくりと撮影をしてから車内に戻り出発を待ちます。1両に10名程度しか乗っていませんので、空いてるボックス席に座って景色を見ながらゆったりとした時間を過ごします。途中の月岡でも列車交換のための20分以上の運転停車がありましたが、先週まではキハ52や58が走っていた線路にもキハE120が走っているという事実をこの目で確かめることができましたので、収穫にある停車でした(できればホームに出たかった。)。

 月岡を出て信濃川をわたると間もなく終着駅の新津です。羽越本線は磐越西線とは反対方向から新津駅に入りますので、この時点で編成の向きが変わったことになります。したがって、明日は今日とは反対向きの編成で列車は運転されることになります。…ですから運転日が連休中の3日間ではなく2日間だけなのでしょうか?





④新津(1741)→長岡(1836) 1352M 115系5連【S7+N16編成】
(←長岡 クモハ114-1515+クモハ115-1556+クハ115-1075+モハ114-1111+クモハ115-1063 新津→)





⑤長岡(1918)→直江津(2043) 1356M 115系3連【N28編成】
(←直江津 クハ115-1074+モハ114-1109+クモハ115-1062 長岡→)
 新津からは淡々と普通列車を乗り継いで直江津を目指します。今回は新津か乗った編成も長岡から乗った編成もアコモ改善を行った車両でしたが、このアコモ改善を行った車両はシートが硬すぎますね。朝、早かったせいでしょう、車内でうとうとしているうちに無事、直江津駅に到着しました。




 久しぶりに気持ちの良いイベントに参加しました。イベント列車というと到着したときは盛大に迎えてくれるのですが、帰路にはなんにもなし…というのが多いので、特に今回は感激しました。
 今回は私1人でしたが、次は奥さんと娘を連れて来たいと思わせるイベントと街でした。




【乗車日:平成21年3月20日(金)】鉄道コム