※古い乗車記を他ブログから引っ越しています。写真がありませんが、よろしければご覧ください(by管理人)。


 しなの鉄道・169系【S52編成】は、昨年の9月にそれまでの「しなの鉄道色」から「湘南色」に塗り替えられ、9月13日から快速[リバイバル信州号]として運用に入り、11月には急行[妙高]、12月には急行[アルプス]、1月には急行[善知鳥]、2月には急行[ちくま]として活躍する一方、毎日の普通列車の運用・快速列車の運用と大車輪の活躍を続けてきましたが、いよいよ今月でその姿も見納めになってしまいます。
 11月からスタートした「169系湘南色で行く…」も今回が最終回です。湘南色の169系への乗車も最後となる可能性がありますので、ゆっくりとじっくりと乗車を楽しみたいと思います。



 
①長野(829)→戸倉(854) 1630M  169系6連【しなの鉄道・S54+S51編成】
(←戸倉 クモハ169-13+モハ168-13+クハ169-13+クモハ169-1+モハ168-1+クハ169-27 長野→)
 軽井沢までどうやって行こうか?と考えたのですが、しなの鉄道にはS52編成以外169系を使用した列車が走っていますので、その列車に乗って行こうと思い、快速[しなのサンライズ号]の折り返し運転となる1630Mに乗って戸倉まで行くことにしました。
 今日は「しなの鉄道色」のS54編成とS51編成の6連が使用されています。S51編成にはクモハ169とモハ168のトップナンバーが組み込まれていますので、トップナンバーに敬意を表してクモハ169-1に乗車して戸倉駅までの間、169系の乗車を楽しみました。





②戸倉(913)→小諸(949) 632M  115系3連【しなの鉄道・S10編成】
(←小諸 クモハ115-1067+モハ114-1162+クハ115-1210 戸倉→)
③小諸(1018)→軽井沢(1042) 760M  115系3連【しなの鉄道・S3編成】
(←軽井沢 クモハ115-1013+モハ114-1018+クハ115-1012 小諸→)
 戸倉駅からは115系を使用した普通列車を乗り継いで小諸駅に向かいます。
 しなの鉄道の115とJRの115系の大きな違いはシートモケットの色と柄くらいですが、しなの鉄道の車両はいつ乗車しても綺麗で気持ちが良いですね。




 
④軽井沢(1100)→長野(1222)  9635M  急行[信州] 169系3連【しなの鉄道・S52編成】
(←長野③ クハ169-19+モハ168-6+クモハ169-6 ①軽井沢→)
 軽井沢駅に到着したところ、急行[信州]号は軽井沢駅の既に入線していました。…いつもですと多くの人が撮影をしているのですが、今回はあまり人が集まってきていません。おかげで撮影もゆっくりと行うことができ、発車の時刻が近づいてきたので車内に入ります。
 出発の時刻になっても車内はだいぶ空いており、急行[善知鳥]や[ちくま]のときにような賑やかさはありません。もしかすると、軽井沢始発ということが裏目に出てかもしれません。

 さて、列車は定刻に軽井沢駅を出発します。ここから急行の韋駄天の走りが…と思っていたら、いきなり次の中軽井沢駅に停車します。当然ですが、乗車する人も降りる人もいませんが、なぜ、中軽井沢で停車するんでしょうか…?(昔の急行も停車していたからかな~?)中軽井沢を発車するとここからは、右手に浅間山を見ながら急行らしい走りで小諸を目指します。

 小諸駅では反対側のホームにも169系が入ってきましたが、さすがに1分の停車ではホームに出て撮影をするわけにはいきません。ホームに出ての撮影を断念して車内からの撮影にとどめます。
 小諸駅を発車した後も快調な走りは続きます。しなの鉄道に乗っていて思うのは「ゆれが少ない。」と感じることです。しなの鉄道はもともと信越線という幹線でしたので、線路を引いている路盤も強固に作ってあるのでしょうね。

 上田駅ではトイレ休憩を兼ねて10分間ほどの停車があります。しなの鉄道の最大の欠点は車両のトイレ設備が使用できないということでしょうね。今回の3月のダイヤ改正では長野-軽井沢間の直通列車が増えるようですので、このへんを何とかしないといけないと思いますが…。

 上田を出ると長野までは「あっ」という間です。急行表示のS52編成も今日が最後ということで、沿線各地には多くの人が撮影をしています。「湘南色の169系」をしなの鉄道の「売り」にすればいいのに…なんて考えていたら長野駅に到着してしまいました。





⑤長野(1331)→屋代(1345)  9648M 急行[信州] 169系3連【しなの鉄道・S52編成】
(←上田① クモハ169-6+モハ168-6+クハ169-19 ③長野→)
 復路も軽井沢駅までの運転です。やはり長野駅出発の復路コースのほうが乗客が多いです。
今回は「信州北回廊パス」を購入していますので、上田より東へ行くには再び乗車券が必要となりますので、今回は無理をせず屋代駅で下車して長野に戻ることにしました。





⑥屋代(1350)→長野(1409)  645M  115系3連【しなの鉄道・S10編成】
(←長野 クハ115-1210+モハ114-1162+クモハ115-1067 屋代→)
 屋代駅からはしなの鉄道の115系3連で長野に戻ります。




 今回で「169系湘南色で行く信州の旅シリーズ」は終了となりますが、このS52編成は3月22日まではこの姿を保っているようです。そしたその最終日には「さよなら169系湘南色・ぐるっと信州なつかしの列車旅(3月22日運転)」にも使用されますし、なによりも毎日、普通列車として活躍をしています。できれば次の検査までこの色で残してほしいと願っているのですが…どうやらそれは無理なようですので、なんとか3月22日までにもう一度惜別の乗車を…と思ってはいるのですが…。


【乗車日:平成21年3月8日(日)】鉄道コム