所用で新潟まで行く必要ができたことから、今回はJRを利用して行くことにしました。ただ、新潟に8時45分までに到着する必要がありましたので、新幹線を利用して高崎経由で新潟へ向かうか、先週のように直江津まで自家用車で行き、急行[きたぐに]に乗車するかの選択をする必要がありましたが、昨日使用した「えちごツーデー・パス」の効力が残っていましたので、迷わず急行[きたぐに]に乗車することとしました。
 もう少し乗車時間が長ければ、思い切ってB寝台を確保して「電車寝台急行」の乗り心地を確かめたいところですが、さすが2時間少々の乗車ですのでグリーン車を確保して向かうこととしました。



①直江津(620)→新潟(830) 501M 急行[きたぐに] 乗車号車:サロ581-16
  急行[きたぐに]には先週も乗車しましたので、グリーン車は多分空いているだろうなとは思っていましたが直江津からの乗客は私一人のみ。車内にも女性が1人しか乗車していませんでしたので、たった2人でこの広いグリーン車を貸し切ります(この女性も長岡で降りてしまいましたので、長岡からは私だけの貸し切り車両でした。)。
 前回の乗車は通常の編成でしたので、今回はサロン室がある「シュプール&リゾート」編成を期待してのですが、残念ながら今回も通常の編成でした。

 さて列車は定時の6時20分に直江津を発車して新潟を目指します。グリーン車の乗客は2名いませんので本来ならば静かなはずなのですが、他の車両に乗っているお客さんが珍しがって写真を取りに来たり、途中駅から乗車するお客さんが自由席と間違えて座ってしまい、その都度、車掌さんから自由席に移動するよう注意されたりしているため車内は落ち着きません。私がコンビニで購入した朝食を食べている間にも、何人ものお客さんがグリーン車を通過していますので、正直言って何とかして欲しいですね。グリーン車はデッキを含めてグリーン料金が適用されていますので、車内の通り抜けは止めて欲しいと思いますし、もしそれがどうしても難しいというならば、グリーン車を編成の中央部ではなく端部において欲しいと思うのは私だけでしょうか。

 先週は1時間程度の乗車でしたのであまり感じなかったのですが、今回乗車してみて581・3系の車内はとても静かだということに気がつきました。それもそのはずで、この車両の窓ガラスはガラスとガラスの間に空気の層がありガラスが二重構造となっているため外部の音が上手く遮断されているためだと思われます。

 また、車内設備を見るとトイレも洋式と和式の2カ所あるほか、カーテン付きの洗面所も2か所設置されており、往年の寝台特急の面影を感じることができました。ただ、前回も感じたのですが、シートがやや小振りでシートの間の肘掛けも跳ね上げられないため若干窮屈な感じがします。ならば窮屈感を解消するため前席を回転させて足を投げ出そうとすると、今度は前後の感覚が広いので足が届かずなかなかうまくリラックスすることができません(単に足が短いのかもしれませんが。)。

 急行[きたぐに]は新津からは快速列車となるため、新津駅・亀田駅から結構な数のお客さんが乗車します。当然のことですがグリーン車にはお客さんは乗車してきませんので、ゆったりと乗車したまま新潟駅に到着しました。




②新潟(1719)→直江津(1926) 1058M 特急[北越8号] 485系6連  [T16編成]
(←直江津  クロハ481-1018+モハ484-1045+モハ485-1045+モハ484-1020+モハ485-1020+クハ481-351 新潟→)
  新潟での用務が15時30分までの予定でしたので、帰りは少し新潟でブラブラしてから17時8分発の快速[くびき野]で帰ろうと考えていたのですが、用務が15分ほど早く終わったため急ぎ新潟駅に向かいます。

 「えちごツーデーパス」を持っていますので、くびきの号なら追加料金はは不要で乗車できますが、特急[北越号]ですと特急料金が必要となりま。しかし特急[北越号]と快速[くびき野号]では新潟駅の発車時間では1時間30分しか違いませんが、直江津への到着時間では2時間違ってきます。従って、ここでの2,000円強の投資は十分な価値があると思い、直江津まで特急[北越8号]で帰ることにしました。

 発車までに十分な時間があるなら自由席に並ぶのですが、新潟駅に到着した時点で発車まで10分を切っていましたので、迷わず指定席を確保しようと思い「みどりの窓口」に行ったところ、窓口には長蛇の列ができていたので、「みどりの券売機」を使って指定席券を購入します。「みどりの券売機」で指定券を購入するのは初めてでしたが、やってみると思っていたよりも簡単で、しかも自分の好きな号車や好きな座席位置が選べますので、今後やみつきになりそうです。

  指定券を購入してホームに駆け上がると列車はすでに入線しており、自由席車両はほぼ満席の状態でしたが、指定席車両についてはぼちぼち乗っているかなという状態です。みどりの券売機で指定席が一番残っていた1号車の指定席を購入したのですが、この車両の座席は指定席にもかかわらずシートとシートの間の肘掛けもないシートで、最近よく乗車する快速「くびき野号」の指定席よりも快適性が劣っています。まあ、空いているのでゆっくり座っていければ…と思っていたところ車内放送で「本日の座席指定券は全席販売済みです。」との放送がありました。みどりの券売機で指定券を購入した時には、新潟~直江津間の指定席はほとんど埋まっていませんでしたので、どうやら直江津以降に大量の乗客が乗ってくるようです。

 特急[北越]は越後線の到着列車を待って4分遅れで新潟駅を発車しました。途中駅からの乗車もほとんどなく快足ぶりを遺憾なく発揮し、柏崎駅に到着するまでに4分間の遅れはすっかり解消していました。しかし、朝から降り続いて雨と風が一層強くなり、柿崎から先は断続的に抑止がかかってしまい、列車は徐々に遅れ始めました。この程度の風ならば…とも思ったのですが、羽越線の事故のこともありますし、多くの乗客が乗っていることを考えると賢明な判断だと思いました。

 結果的には直江津には定刻から28分遅れのほぼ6時に無事到着し、私が下車と入れ違いに指定席車両には団体客が100名ほど乗車してきました。



 なかなか長野県に住んでいると581・3系の電車に乗る機会がありませんので、先週・今週と、短区間ではありましたが今回の乗車はいい体験となりました。
  電車寝台特急として活躍していた581・3系にしても、現在ではJR東日本に2編成、JR西日本に6編成しか残っておらず、しかも定期の運用となると、この急行[きたぐに]の1運用しか無く、また、その車両の汎用性等からも先行きも明るい状態ではないと思います。
 幸いにも淘汰される前にグリーン車には乗車することができましたので、この次はぜひ寝台車に乗車して電車寝台急行の乗り心地を確かめたいと思っています。

【乗車日:平成18年11月12日】鉄道コム